はしくれエンジニアもどきのメモ

情報系技術・哲学・デザインなどの勉強メモ・備忘録です。

XAMPP5.6.12 へアップデート(再インストール)メモ

XAMPP5.6.12 へアップデート(再インストール)メモ

XAMPP を5.6.12へアップデート(再インストール)したのでメモ。

どうやら、5.6.11からlocalhost/xamppのページが無くなったようなのでメモとして残しておきます。

XAMPP Installers and Downloads for Apache Friends
xampp TOPページ

インストール環境はWindos7 64bitです。

バックアップ

アップデートする前にバックアップを取ります。

htdocs のバックアップ

xampp\htdocs フォルダごとコピーしてバックアップとっておきます。
htdocs フォルダごとコピーしてバックアップ

mysql/data のバックアップ

mysqlのデータベースファイルは、xampp\mysql\data の中に入っているので、Xampp を停止してから data フォルダごとコピーしてバックアップをとっておきます。

また、dataフォルダのコピーだけでは、うまくデータを復元できない場合があるので、 phpmyadminでエクスポートしておくか、コマンドプロンプトで、mysqldump --single-transaction -u [DB_User_Name] -p [DB_Name] > [出力先ファイル名].sql などのmysqldumpコマンドでバックアップを取り、 インポートできるようにしておく。


dataフォルダごとコピーしてバックアップ

php/php.ini のバックアップ

アップデート前と同じ設定をしたいので、 xampp\php\php.ini をコピーしてバックアップをとっておきます。
php.iniファイルをコピーしてバックアップ

その他

httpd.confのバックアップ

xampp\apache\conf\httpd.conf を設定している場合、コピーしてバックアップを取ります。
httpd.confのバックアップ

httpd-vhosts.confのバックアップ

xampp\apache\conf\extra\httpd-vhosts.conf を設定している場合、コピーしてバックアップを取ります。
httpd-vhosts.confのバックアップ

アンインストール

xampp\uninstall.exe を実行してアンインストールします。
uninstall.exeファイル

  1. アンインストールするか聞かれるので「Yes」。
    アンインストールするか聞かれる

  2. 「htdocsフォルダ」も消すのか聞かれるので、 念のため「No」で残しておきます。
    htdocsフォルダも消すのか聞かれる

  3. アンインストールが始まります。
    アンインストールが始まる

  4. しばらくすると、 「Uninstallation completed」と表示されるので、「OK」を押す。
    Uninstallation completedと表示される

  5. 再起動するか聞かれるので、そのまま再起動するなら「Yes」。
    再起動するか聞かれる

  6. アンインストールは終わりましたが、 xamppフォルダは完全に消えていないので、 念のためバックアップを取ってから削除する。
    xamppフォルダは完全に消えていないので、バックアップを取ってから削除

インストール

「xampp-win32-5.6.12-0-VC11-installer.exe」を実行。
インストーラー「xampp-win32-5.6.12-0-VC11-installer.exe」を実行

  1. セキュリティソフトを起動しながらインストールすると、 インストールに時間が掛かるという警告が出るが、「Yes」でも特に問題なし。
    セキュリティソフトを起動しながらインストールすると、 インストールに時間が掛かるという警告が出る

  2. セットアップ・ウィザードが表示されるので、「Next」。
    セットアップ・ウィザードが表示されるので、「Next」

  3. インストールするソフトを選択できます。今回は、すべてにチェック。
    インストールするソフトを選択

  4. インストール先のフォルダを選択。デフォルトではC:\xampp となる。
    インストール先のフォルダを選択

  5. Bitnami for XAMPPのサイトを見るか聞かれるのでお好みで。
    Bitnami for XAMPPのサイトを見るか聞かれる

  6. 「Next」を押すとインストールが始まります。

    Nextを押すとインストールが始まる

  7. インストールが完了したら「Finish」。 チェック入れておくと、XAMPPが起動されます。
    インストールが完了したら「Finish」

動作確認

htdocsのファイルを戻すとき

インストール時の「htdocs」フォルダの中身は以下です。

バックアップをとった「htdocs」フォルダの中身をコピーする際、上書きしないよう注意。

mysql/dataのファイルを戻すとき

インストール時のmysql\data の中身は以下です。

同様に、バックアップをとった「mysql/data」フォルダの中身をコピーする際、上書きしないよう注意。

  • cdcolフォルダ

  • mysqlフォルダ

  • performance_schemaフォルダ

  • phpmyadminフォルダ

  • testフォルダ

  • webauthフォルダ

  • auto.cnf

  • ib_logfile0

  • ib_logfile1

  • ib_data1

  • mysql_upgrade_info

localhost にアクセス

以前あったlocalhost\xampp は無くなっており、 localhost\dashboard に飛ばされる。

phpmyadmin」へのアクセスはdashboard の右上から。
localhost\dashboardのページ

バックアップをとったhtdocs 中のphpファイルの確認

以下のリンクをブラウザで確認。


http://localhost/[.php]

パックアップしたデータベースの確認

インストール時は、パスワードがないので、 以下のコマンド + Enterでログインできます。


C:\xampp\mysql\bin\mysql.exe -h localhost -u root -p

以下のコマンドで、データベースの確認。


show databases;

セキュリティの設定

MySQLのrootユーザのパスワード設定などは、 http://localhost/security/lang.php?jp (日本語)から設定できる。

文字化けの修正

最初に、 http://localhost/security/lang.php?jp アクセスすると文字化けすると思います。

security/lang.php?jp アクセスすると文字化け

xampp\security\htdocs\lang\jp.phpファイルがshift-jis になっているので、ブラウザのエンコーディングを shift-jis にすれば直せるが、最近はutf-8 が主流なので、 jp.phpファイルをutf-8へ変更しておく。 今回はATOMプラグイン convert-to-utf8 を使用。

jp.phputf-8 にすると以下のようになる。
jp.php をutf-8 にする

また、左側のメニューでエラーが出るので、jp.phpファイルに以下を追加。


include "en.php";

jp.phpファイルにinclude

ここまで設定すると文字化け、エラーが解消されます。
文字化け、エラーが解消

MySQLのrootパスワードの設定とXAMPPのディレクトリ制御 (.htaccess)

http://localhost/security/xamppsecurity.php にアクセスしてパスワードを設定します。
MySQLのrootパスワードの設定

XAMPPのディレクトリ制御 (.htaccess)では、ユーザーとパスワードを設定します。
XAMPPのディレクトリ制御 (.htaccess)では、ユーザーとパスワードを設定

ここまで設定すると、セキュリティ設定が安全と表示される。
セキュリティの設定完了