はしくれエンジニアもどきのメモ

情報系技術・哲学・デザインなどの勉強メモ・備忘録です。

Windows10 バックアップメモ

Windows10 バックアップメモ

メインPCをWindows7 から Windows10 へアップグレードしたのでメモ。

Windows7 から10へのアップグレード方法は以下の記事に書いてある。

cartman0.hatenablog.com

cartman0.hatenablog.com

バックアップ方法

主に、初期(購入時点での)状態へ戻す場合とバックアップ時点に戻す方法の2種類がある。

初期(購入時点での)状態へ戻す場合

初期状態へ戻す場合の手段は4種類ある。

回復(リカバリ)ドライブ

回復(リカバリ)ドライブ を作成しておく。 メーカーPCを工場出荷初期状態に戻せる。 USB または外付けHDD に保存できる。

Windows10 のシステムファイルや 回復パーティションを考慮して、 メーカーのプリインストールされているドライバなどもバックアップされる。 なのでインストールディスクよりも容量が大きくなり、PCによって容量も違う。 復旧度は最も高いが、 使い回しもできないと考えていい。

Windows10 インストールディスク

Windows10 インストールディスクを使う方法。 ISOファイルをDL してDVD かUSB に焼いておく。 同じバージョン、bit数のPCであれば使いまわしでき、 Windows10 のクリーンインストールもできるのでおすすめ。

以前書いたので、参考に。

cartman0.hatenablog.com

システム修復ディスク

Windows10 インストールディスクを使う方法。 CD/DVDに焼ける。システムファイル自体をバックアップしているわけではないので注意。他のWindows10 PC に使い回すことができる。

Win7 と同様に作成することができる。

Win7 ではCDで容量が足りていたので、 Win10 でもCDで十分そう?(未確認)。

「このPC を初期状態に戻す」

別名、「Push-Button-Reset」と呼ばれる。 「更新とセキュリティ」から 「このPC を初期状態に戻す」を選択。

たいていの場合、初期化はPCが起動できなくった場合に使うので、 利用頻度は低そう。

バックアップ時点へ戻す場合

バックアップ時点へ戻す場合は2種類。 共通として、システムイメージのバックアップをしておく。

回復(リカバリ)ドライブ + システムイメージ

回復ドライブからバックアップしておいたシステムイメージを復旧する方法。 回復ドライブでシステムファイルのバックアップを取ってあるので安全度が高い。

今回は、こちらを行いたいので、 回復ドライブの作成とシステムイメージの作成について後述する。

システム修復ディスク + システムイメージ

システム修復ディスクからもシステムイメージを復旧できる。 回復ドライブが作れない場合は、こちらを使えばいい。 Windows7 の時と同じ手段。

回復(リカバリ)ドライブの作成

  1. コントロールパネルから「回復(高度な回復ツール)」を開いて、 「回復ドライブの作成」を選択する。

    回復(高度な回復ツール)を開く
  2. 「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」にチェックを入れておく。 これをしないとシステムファイルがバックアップされないので注意。 「次へ」を選択。

    「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」にチェック
  3. ドライブを選択する。 選択したドライブ自体がフォーマットされて回復ドライブが作られるので注意。 パーティションが分けてあっても、すべてフォーマットされてしまう。

    ドライブを選択したら「次へ」を選択

    ドライブを選択
  4. ドライブ上のデータが消えるので確認を促される。 「作成」を選択すると始まる。

    ドライブの確認
  5. 作成中になるので、しばらく待つ。

    作成中
  6. 無事終わると、「回復ドライブの準備ができました」 と表示される。

    完了

回復ドライブの作成中のエラー

回復ドライブ作成中にエラーが出る場合がある。

対策としては、 自分の環境の場合、 WindowsUpade の更新が停止しているときに実行したところうまくいった。

システムイメージの作成

Windows7 と同様のやり方で作成できる。

cartman0.hatenablog.com

  1. 「コントロールパネル」→ 「システムとセキュリティ」→ 「バックアップと復元(Windows 7)」 を開いて、 左メニューから「システムイメージの作成」を選択。

    システムイメージの作成
  2. バックアップの保存先ドライブ(パーティション)を選択する。 こちらのバックアップではドライブ全体でなく、 パーティションのみが書き換えられる。

    保存先ドライブを選択
  3. バックアップが保存される。

    完了

バックアップ元のCドライブの容量が極端に少ないとバックアップ中にエラーが出る場合があるので注意。

バックアップに失敗する場合(0x80780169エラー)

自分の環境では、以下のようなエラーが出た。

ソースボリューム上のシャドウコピーが削除されたため、 バックアップに失敗しました。ボリューム上の書き込み動作が 頻繁であることが原因の可能性があります、バックアップを再実行してください。問題が解決しない場合は、"VSSADMIN Resize ShadowStorage" コマンドを使用して車道コピーストレージを増やすことを検討してください。(0x80780169)

エラー(0x80780169)

自環境では、Windows再起動、バックアップ先をフォーマット、 バックアップ再実行でうまくいった。

再実行でうまくいかない場合は、ShadowStorage を変更するしかなそう。以下のコマンドでShadowStorageの容量がわかる。


VSSADMIN List ShadowStorage

ShadowStorage を確認した容量以上になるように設定すればよさそう(未確認)。


VSSADMIN Resize ShadowStorage