はしくれエンジニアもどきのメモ

情報系技術・哲学・デザインなどの勉強メモ・備忘録です。

動物標本の3Dモデルを見るメモ

動物標本の3Dモデルを見るメモ

動物標本の3Dモデルを見られるサービスを見つけたのでメモ。

CT図鑑

現在(2024年3月時点)、34種類ほどの動物標本(魚含む)をCTしたもの3Dで閲覧できるサービスです。

CT図鑑
ctseibutsu.jp

基本的に閲覧のみで、一部の3Dデータは非営利・ライセンス表記でDLして利用できるようです。 例えば、チャグロサソリの3DデータはここからDLできます。

ctseibutsu.jp

JMCという産業用CTや3Dプリンタ事業などを行ってる会社が運用してるようです。

MorphoSource

www.morphosource.org

自然遺産など動物以外も含んだ3D、2Dデータを集めたリポジトリ。 英語のみ。学術向けです。3Dデータの提供元は博物館や研究所です。

OpenDataであれば会員登録すれば無料でDL可能(DLするときに利用目的に記述が必要)。また、Artistの利用も視野に入れて公開されてるようです。

フロリダ博物館の爬虫類の3D標本が追加され、Morpho内で閲覧できるようになりました。

Digitizing the Florida Museum of Natural History's Herpetology collections // MorphoSource

iDigBio

アメリカ国立科学財団(National Science Foundation)の助成によるAdvancing Digitization of Biodiversity Collections(ADBC; 直訳:生物多様性コレクションのデジタル化を推進する)プロジェクトのようです。

www.idigbio.org

MorphoSourceとの違いがわかりにくいですが、生物標本がメインでアメリカが主に助成で関わってるということでしょうか?