Windows XPにあれこれしてLinux Ubuntu14.04(32bit)をインストールしてみた話(その1)
年内に終わるかと思ったが予想以上に時間かかった。。
Core2DuoのWidowsXPノートパソコンをもらって、捨てるのももったいないのでLinux化してみた話。結果的にネットできるとこまでいけました。
とりあえず、順番にやったことを記す。
1.どのLinuxにするか
Linuxにも種類があるが、過去にVisualPlayerでUbuntuを仮想化して起動したことがあったのでUbuntuに決定。
2.バージョンをどれにするか
現時点で最新は14.10。それの1個前が14.04LTS。
LTSというのがサポート期間が長いようなので、サポート期間を気にしている身としてはUbuntu 14.04に決定。
さらに、家族用を意識して日本語版に決定。日本語Remix版と呼ばれ、以下でisoファイルをDLできる模様。
Ubuntu Desktop 日本語 Remixのダウンロード | Ubuntu Japanese Team
3.Ubuntuの導入のやりかた
主に4つ
- 空のDVD、USBメモリにisoファイルを焼いてライブメディアを作成して、フルインストール
- 日経Linuxなどの書籍の付録のディスクを使用してフルインストール
- Wubiを使用してWindowsXPとUbuntuのデュアルブート
- VisualPlayer,VirtualBoxなどの仮想化ソフトを使用して、Windows内にインストール
最後の仮想化が一番楽だが、サポートの切れたXPでは意味ないので、選択肢から除外。そもそもある程度スペック良くないと難しい。
WindowsXPも今後使うこともないので、ライブメディアを作ってフルインストールしてみる。
4.とりあえずライブメディアを作ってみる。
100均で空のDVDを買って、isoファイルをライティングソフトで焼いてみた。
すると、エラーが出て、ご丁寧に「ディスクの質が悪いかもしれません。」と。
長持ちする必要ないから100均と思ったが、まさか書き込みすらできないとは流石100均台湾製。
ここで諦めて、空のDVDやらUSBメモリを買ってライブメディアを作ったり、日経Linuxでも買ってたら、こんな記事を書くこともなかったが、なんとかライブメディアなしでのインストール方法を模索してみた。
それがWubiでのインストール。これが茨の道になるとは。
5.Wubiとは
Wubiは、Windows上で起動できて、WindowsとUbuntuをデュアルブートできるようにする優れもの。MacでいうところのWindowsとデュアルブートできるようになるBootCampのようなもの。
詳細なインストールの方法はここでは省く。参考になるサイトは
UbuntuTips/Install/WubiGuide - Ubuntu Japanese Wiki
などggrばけっこうあるし簡単。
Wubiは、Wubi.exeをWindows上に置いて叩けばいいのだが、どうやら3パターンある。
- デフォルト(exeを叩くだけ):64bitのUbuntuをオンラインでDLしてインストール
- そのWubi.exeに対応しているisoファイル(64bit)をexeファイルと同じ階層に置いて、そのisoファイルからインストール
- 32bitをインストールしたい場合、32bitのisoファイルをexeファイルと同じ階層に置いて、Wubi.exeのショーカットを作成して、リンクにオプション"--32bit"を追加して、ショートカットから起動してインストール
ここで、XPをネットに繋ぎたくないので下2つの方法が重視される。
6. Wubiでのインストールの準備
Wubiについて勘違いと失敗をしたので、ここで明記しておく。
結果だけ知りたい人は後ろへ
浅野直樹の学習日記 | wubiでlubuntuをインストールするや他のブログでisoファイルの中のwubi.exeを使うような記述がありました。なので、XPにDLしていおいた14.04日本語Remix版「isoファイル」と仮想化の「DeamonTool」の2つを送ればインストールできると思ったのですが。。
覗いてみたところ、wubi.exeは入ってませんでした。。
- 勘違い・失敗2:DLしておいた14.04日本語Remix版のisoファイルと14.04のwubi.exeでインストールできる?
上の方法が失敗したので、別の方法として、XPにDLしておいた「日本語Remix版のisoファイル」と「wubi.exe」でインストールできるか試してみました。
昔のバージョンであれば、先人のブログでは
wubi で Ubuntu 10.10(デスクトップ版 日本語 Remix)をインストールする - ライ麦畑で、つか、前見て
できるみたいなのですが。。
結果、wubi.exeがローカルにisoファイルがあると認識してくれず、オンラインで繋ごうとして失敗。
ならば、正しいisoファイルを探すかとなり・・・
- 勘違い・失敗3:14.04のisoファイルは複数ある?
wubi.exeに対応するisoはどれなのかと探し、結果としてはwubi.exeのところにおいてあるisoを使えばいいという結論です(当たり前っちゃ当たり前ですが)。
Ubuntu14.04のisoファイルを探すと、3種類ありました。
- 公式Download Ubuntu Desktop | Download | Ubuntuに置いてある14.04.1
ファイル名64bit : ubuntu-14.04.1-desktop-amd64.iso
32bit : ubuntu-14.04.1-desktop-i386.iso
- 日本語Remix版Ubuntu Desktop 日本語 Remixのダウンロード | Ubuntu Japanese Teamに置いてある14.04
ファイル名64bit : ubuntu-ja-14.04-desktop-amd64.iso
32bit : ubuntu-ja-14.04-desktop-i386.iso
- wubi.exeUbuntu 14.04.1 LTS (Trusty Tahr)とともに置いてある14.04
ファイル名64bit : ubuntu-14.04-desktop-amd64.iso
32bit : ubuntu-14.04-desktop-i386.iso
Wubiを使うのであれば3つ目のファイルを使用すればOKです。
タイトルに14.04.1と入っていて、ファイル名は14.04となっているのでややこしいのですが、
まとめると、
Wubiで14.04を使いたい人はUbuntu 14.04.1 LTS (Trusty Tahr)から「wubi.exe」と「 ubuntu-14.04-desktop-amd64.isoまたはubuntu-14.04-desktop-i386.iso」をDLすればOKです。
これでインストール(wubi.exeが完了して再起動するところまで)できました。
しかし、簡単にデスクトップ画面にたどりつけたかというと、また別の話で、その2に記す。
WindowsXPにあれこれしてLinux Ubuntu14.04(32bit)をインストールしてみた話(その2) - はしくれエンジニアもどきのメモ