はしくれエンジニアもどきのメモ

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Git for Windows のインストールと動作確認メモ(1/2)

Git for Windows のインストールと動作確認メモ(1/2)

Git for Windowsインストーラの設定が結構多かったので,忘れないようにするためにメモとスクショのログである.

インストーラはGitの公式サイト(https://git-scm.com/download/win)から落とせる. 2018-09-17現在の最新版2.19 の64bit版をダウンロードしてインストールする.

環境

インストーラの実行

インストーラの各設定について詳しく載ってるこちらを参考にしてインストールを進める.

qiita.com

インストーラを起動すると,GPLライセンスの確認になるので確認したら「Next」へ.

GPLライセンスの確認

Gitをインストールする場所を聞かれるので設定する.今回はそのままにする.

インストールする場所

インストールするコンポーネントを選択する.今回はデフォルトにして以下の設定をオンにする.

  • Windows Explorer integration
  • Git LFS
  • Associate .git* configuration files the defautl text editor
  • Associate .sh files to be run with Bash

コンポーネントの選択

スタートメニューに設定するか聞かれるのので設定する,今回はそのままにする.

スタートメニューへの設定

デフォルトのテキストエディタを選択する. 今回は,"Visual Studio Code" にした.

text editorの選択

PATHの設定を行う.今回は,Git Bashコマンドプロンプトの両方で実行したいので真ん中を選択する.

PATHの設定

HTTPSのバックエンドに何を使うか設定する.今回はデフォのOpenSSLにする.
HTTPSのバックエンドの設定

改行コードを設定する.今回はデフォのWidnows-styleとUnix-styleの混ざったものにする.

改行コードの設定

Git Bashのターミナルエミュレータを何にするか選択する. 今回はGit Bashを使う予定はないのでデフォのMinTTYにする.

Git Bashのターミナルエミュレータの設定

その他のオプションを設定する. 今回はすべてONにした.

その他のオプションを設定

実験的なオプションを設定する. 実験的ということで,今回はすべてOFFにした.

実験的なオプションを設定

ここまで設定するとインストールが始まる.
インストール中

無事にインストールが済めばこれで完了.
インストール完了!

インストール後の設定

このままgit commitなどで利用しようとすると,以下のエラーが出る.

*** Please tell me who you are.

Run

  git config --global user.email "you@example.com"
  git config --global user.name "Your Name"

to set your account's default identity.
Omit --global to set the identity only in this repository.

fatal: unable to auto-detect email address (got '<PC NAME>.(none)')

なので,個人情報を設定する.

Git - 最初のGitの構成 を参考に,ユーザ名とメールアドレスを設定する.

> git config --global user.email "<email address>"
> git config --global user.name "<my name>"

以下のコマンドで設定されたことを確認できる.

> git config user.email
<設定したemail address>

> git config user.name
<設定したname>

GitHubにpushするまでのテスト

せっかくなので,テスト用リポジトリGitHubにpushできるかまで試してみる.

  1. ローカルリポジトリを作成する.
    > cd <リポジトリを作る場所>
    > mkdir test
    > cd test
    readme.mdをつくる
    > echo #test > readme.md
    ローカルリポジトリを作る
    > git init
    成功すると.gitフォルダが作られる.
    git initでローカルリポジトリを作成
    `git status` で状態を確認する.
    > git status
    On branch master
    
    No commits yet
    
    Untracked files:
      (use "git add <file>..." to include in what will be committed)
    
            readme.md
    
    nothing added to commit but untracked files present (use "git add" to track)
    git statusでaddされてないことを確認
    ファイルを`add`する.
    > git add readme.md
    
    > git status
    On branch master
    
    No commits yet
    
    Changes to be committed:
      (use "git rm --cached <file>..." to unstage)
    
            new file:   readme.md
    git add とstatusでcommitされていないことを確認
    このまま`commit`する.
    > git commit -m "add readme.md"
    [master (root-commit) 124e0b9] add readme.md
     1 file changed, 1 insertion(+)
     create mode 100644 readme.md
    
    > git status
    On branch master
    nothing to commit, working tree clean
    git commitして確認
    以上でローカルリポジトリの準備は完了.
  2. 次に,GitHub上にリモートリポジトリを作成する.特に,GitHub APIは使わないので,ブラウザでGitHubページにログインして新規repositoryを作成する. - GitHubにログインして,「New Repository」を選択する.
    GitHub上で新規リポジトリの作成
    なお,GitHub APIを使えば,GitHubページ上に移動しなくても新規リポジトリを作ることができる. Doc: developer.github.com
  3. 作ったリモートリポジトリをローカルリポジトリに設定する. GitHubHelpのManaging remote repositories - GitHub Docs を参考にする. SSHの設定をしていないので,今回はURLアドレスを設定する
    > git remote add origin https://github.com/Cartman0/test.git
    設定できたかを確認する.
    > git remote -v
    origin  https://github.com/Cartman0/test.git (fetch)
    origin  https://github.com/Cartman0/test.git (push)
    ローカルリポジトリにリモートリポジトリを追加できたかを確認する
  4. 最後に`push`する.
    > git push -u origin master
    認証が必要になるため,GitHubのユーザ名とパスワードを聞かれたら入力する.
    リモートリポジトリにpush
    GitHubで更新されたかを確認する.
    リモートリポジトリにpush

次回は認証の設定を行う.